「 夢 」への取り組み

「身体表現」と「ヨーガ」を「リベラルアーツ」と捉えた活動を目指しております。

「身体表現」と聞くと、堅苦しく、あまり縁がないようなイメージがを持つ方もおられるかもしれませんが、私たちは、日々、無意識に身体を使っております。そして、そこを「意識的」に動くことで見えてくる世界があります。全ての人に、その数だけ、その世界があります。

「ものを取る仕草」、「座る様子」、「歩く様子」、などなど、その人だけが持つ雰囲気や世界観があります。
人は輪郭を持って存在している以上、そこには、視覚的に何かしらの世界が広がります。
それが表現とは言い難いですが、トレーニングをした身体や意識のある身体、意志のある身体は、例え、その人が無意識だとしても、それは表現に近づきます。

そのような「身体表現」を説明するために、
「ヨーガの教えや考え方、哲学」がとても役に立ちます。
そして、「藝術」を説明するためにも役に立つと考えています。


「藝術」という言葉の語源は「リベラルアート」です。
そして、「リベラルアーツ」とは、古代ギリシャで生まれた概念で、古代ローマに受け継がれたと言われています。


その概念は、「人が身につけなければならない学芸の基本」と見なされ、自由七科と言われています。
その自由七科は、文法学、修辞学、論理学、算術、幾何学、天文学、音楽です。
これらを身につけることで「自由人として生きることが出来る」と言われました。
「自由人として生きる」とは、「知識と教養を身につけることで、他に依存することなく正しい判断が出来る」と言う意味です。

現代では、「自由になるための術」と理解されることが多いようです。
自由なるため、には「知識」と「教養」が必要であり、「知識」と「教養」があることでモノゴトを正確に判断し、より良い方向へと選択ができると言うことです。

この「自由になるための術」が、実は「ヨーガ」と通じます。

現代の日本では、
諸大学でこの「リベラルアーツ」の考えを取り入れているところも多いようです。

大学入学時から専門分野をひたすらに学んだ学生は、
卒業後に、専門分野には並外れた知識を持つが、それ以外は、無知で、あらゆる変化に対応できないという状態が起こったそうです。

そこで、

この変わり行く世の中を、柔軟に対応し切り開いてゆく人材の育成のために、「リベラルアーツ」の概念が取り上げられ、大学入学時に専門分野を指定しないで、まずは、多くのこと、多ジャンルのことを学ぶ機会を設け、3年履修時に、専攻を決めるといった仕組みを設けたところも多いようです。

この、「多くを学び、経験する」という要素の中に、
私は、「身体表現とヨーガ」を取り上げたいと考えております。

「リベラルアーツ」は、「人間を良い意味で束縛から解放するための知識や、生きるための力を身につけるための手法」を指しています。
そして、
「ヨーガ」も最終的には「調和と、より良く生きるため」へと導きます。

「ヨーガ」の考え方を下地にした「身体表現」は、
それを体現するためにとても役に立ち、
その経験は、多くの方に、また新しい鮮明な印象と体験を与えると実感しております。

つまりは、

・ヨガは、生きていくための手助けをしてくれます。
・身体表現は、それを体現できる可能性があります。
・そして、それらは、リベラルアーツとして捉えることができます。

と、言うことです。

「身体表現」と「ヨーガ」を「リベラルアーツ」と捉えた活動を今後も展開してゆきます。

そして、
その一環として、

もっとシンプルに!!
ヨガを楽しむ!!!!!!!!!!!!!!

「 高原ヨガフェスティバル 」

の開催も目指してゆきます。

どうぞよろしくお願い致します。

感謝。

more 増田真也

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